工法協会について

会長 挨拶

NSエコパイル工法協会会長 米田和久

NSエコパイル工法協会会長 米田和久

NSエコパイル工法協会は、NSエコパイル®の施工店により結成されたもので、2013年4月の日本製鉄グループ(当時:新日鐵住金)の回転圧入鋼管杭工法統一化に伴い、ジオウイングパイルⅡ工法協会、NSエコパイル®大径・小径、施工店会及びNSエコパイル協会のメンバーをもとに発足しました。現在、46社(2022年5月末現在)の会員で構成されています。

基礎は、交通インフラや建築物などの構造物を長年にわたり健全に支え続ける重要な役割を担っています。これ故に、いかなる豪勢、瀟洒な建築物も、それを支える基礎が無ければ「砂上の楼閣」であります。また、我が国、日本は地震が多く、ますます基礎杭の重要性が増すものと推測されます。このような中、NSエコパイル®は、回転圧入鋼管杭の中でも圧倒的な貫入性を有している結果、施工難易度が高い地盤においても強固な支持層へ杭先端を到達させることができ、構造物を健全に支え続けています。
当協会は、2000年のNSエコパイル®の販売開始以来、これらのノウハウを蓄積して参りました。この豊富な経験は、お客様のニーズに合致する最適な提案を可能なものとし、当会の強みとなっています。基礎に関して、お悩みやご質問等あれば、ぜひ当協会にお声掛け下さい。正に「縁の下の力持ち」として、日々技術の向上を図り、環境に配慮した持続可能な社会を実現するため、皆さまとともに歩んで参ります。

今後におきましても、NSエコパイル工法協会へのご支援をご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

米田和久

事業内容

本協会は、回転圧入鋼管杭工法「NSエコパイル工法」、「NSエコパイルDUO」、「NSエコスパイラル工法」(以下、『NSエコパイル工法等』と称す)の普及を図り、社会に貢献することを目的としています。

上記の目的を達成するため、NSエコパイル等の正しい普及と健全な発展に関して以下の事業を行います。

  • (1) NSエコパイル等の市場動向、商品動向に関する情報収集および提供
  • (2) NSエコパイル等に関する広報・宣伝
  • (3) NSエコパイル等に関する調査および技術研究
  • (4) NSエコパイル工法協会員に対する技術指導
  • (5) その他、本会の目的を達成するために必要な事業

会員・組織図

会員・組織図

NSエコパイルのあゆみ

2000年 NSエコパイル 誕生 (新日本製鐵株式会社/当時、現、日本製鉄株式会社)
NSエコパイル 旧建築基準法第38条の規定に基づく建設大臣認定を取得(建築分野)
NSエコパイル (一財)国土開発研究技術センターによる技術審査証明を取得(土木分野)
2003年 NSエコパイル (一社)建築研究振興協会の技術指導証明を取得(建築分野)
2004年 NSエコパイル (公財)鉄道総合技術研究所による支持力性状評価取得(鉄道分野)
2006年 NSエコパイル 引抜方向の許容支持力、(一財)ベターリビングによる評定を取得(建築分野)
2008年 NSエコパイル(小径)、(一財)国土開発技術センターによる技術審査証明を取得(土木分野)
2009年 福岡県有明海沿岸道路工事/道路橋基礎で、NSエコパイルの斜杭構造が初採用
2010年 NSエコパイル 東駿河湾環状道路で道路橋基礎として初の本格採用
NSエコスパイラル 誕生(新日鉄エンジニアリング㈱/当時、現、日鉄エンジニアリング㈱)
NSエコスパイラル 杭径700㎜まで、羽根径比3.3倍まで、羽根の最大径900㎜以下までの適用範囲を拡大して技術評価を再取得(土木分野)
2014年 NSエコパイル (公財)鉄道総合技術研究所による小口径回転杭の支持力評価取得(鉄道分野)
2016年 NSエコパイルDUO 建築基準法第68条の25第1項に基づく国土交通大臣認定を取得(建築分野)
2017年 中小径NSエコパイル 引抜方向の許容支持力、(一財)日本建築総合試験所による評定を取得(建築分野)